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はけ屋さん

上野のはけ屋さん、宮川刷毛製作所に行きました。

漆作家のNさんがG大生だったころ御用達だったそう、上野からまっすぐ合羽橋の方に向かう途中にあります。

店内、ありとあらゆるはけだらけです。

何に使うのか全部聞けなかったのですが、

フサフサのふわふわのさまざまなはけが。

こちら、作ってる途中のもの

豚の毛だそうです。

洋服をはらうのに使うものですって

先が割れてるものがいいんだとか、中国の豚だそうです。今はもう入手できないとのこと。

フワッッッッフワでした。

こちら、筆から歯ブラシまで。

↑こちら何かわかりますか??

私は偶然以前テレビで見たことがあったので知ってましたが実物は初めて。

漆を塗るためのハケです。

人の髪の毛が使われています。100年前の髪の毛。このくらい時間がたたないと脂が抜けないんだそうです。

漆の為のこのハケだけを作る職人さん、という方がいるんですって…

凄い世界です。

こちらお店にあった、ザクロのペンたて

漆が塗られています。

ハケ屋さんと漆作家さんは切っても切れない仲なんだそうで、漆作家さんの作品がたくさん飾ってありました。

かなり専門的な漆ばなしをたくさん聞いて、

奥が深すぎて大変面白かったです。

かくいう私はこの店頭にある小さいはけ?たちに興味をもち

これ、何かと思ったら

足の指の間を磨く?ためのブラシです!

思わず購入。

後日使ってみましたが、すっっごく気持ちよかったーー。

お店の方に聞くと、ネイルサロンなどでも使われているんだそう。

ハケレポートでした。